新入社員歓迎会で使える! 一目置かれるワインマナーと悪酔いしない方法
人生を変えるワイン学 第16回
◆食事のマナー
乾杯をしたら次は食事です。
上司や先輩から「どんどん遠慮なく食べなさい」と言われても上司や先輩より先に箸をつけないこと。 とはいうもの、全くお箸を付けないのは、歓迎のために会社が設けてくれている会なので失礼にあたります。みんなが食べ始めたらちょっとずつ頂きましょう。
グラスや取り皿など空になったものをさげたりと気配りが大切です。食事のマナーも見られていますよ。
ここで「気の利く後輩」と思われたら、これからかわいがってもらえるチャンスが!
ビュッフェや立食の場合はあまり料理を取りすぎず、食べ残しや飲み残しはやめましょう。
◆悪酔いしない方法
必ず、お水を置いておきましょう。ワインとお水を交互に飲むことにより、アルコールの分解の手助けをしてくれます。
あまりお酒が強くない方は、ワインに氷を入れたり炭酸水で割って飲むといいですよ。炭酸水とワインを1:1で割ればアルコール度数が半減します。ただし、高級なワインはもったいないので割ることはやめてくださいね。
歓迎会で使うお店は会社の予算や人数もありますので、ソムリエがいるレストランよりカジュアルなワインバルがほとんどです。ですから、カジュアルなワインが出されるので割っても問題はありません。
冒頭にもお伝えしたように、空腹状態でのワインは酔いが早く回るので、歓迎会に参加する前に何か食べておくと悪酔いが防げます。
◆上司や先輩のグラスが空いていたら
上司や先輩のワイングラスが空になりそう・・と思ったらグラスが空になる前に注ぎ足すようにしましょう。
そのときに注意したいのは、ワインはグラスいっぱいになみなみと注がないこと。注ぎ足すワインの量は最初に注ぐ量と同じぐらいで、グラスの一番ふくらみの多いところまでです。グラス全体の1/4~1/3ぐらいまでが目安です。
また、白ワインやスパークリングワインを注ぎ足すのは、グラスが空になってからにします。冷やして飲む白ワインやスパークリングワインは、温度が上がるので、なくなってから冷たいワインを注ぎましょう。